NECが携帯電話の実物を使って情報モラルを学ぶ教材を発表

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NECが、携帯電話の実物を使って情報モラルについて学ぶことのできる教材ソリューション「UNIVERGE ケータイdeモラル ソリューション」を発表。全国の教育委員会向けに2009年5月28日より販売活動を開始する。

授業を行う教室内でのみ利用を可能としたFOMA/無線LANデュアル端末を全生徒に配布し、教室内に設置した無線アクセスポイントを経由して各生徒は教材用の情報サイトにアクセスして、掲示板への書き込みやプロフの作成などを行うことができる。体験型学習によって、子供たちが自ら考え、判断し、行動できるようになることが期待される。

価格は、500万円からを予定しており、全国の約1,900の都道府県ならびに区市町村教育委員会向けに販売していく。

昔情報モラル学習のための教材を作ったときは、携帯電話の画面イメージをFlashで作り込んだものだったが、実物を使って学習できるというのは良い。学習効果は高いだろうし、NECも（恐らく）売れ残った携帯電話機を使うことができる。eラーニングコンテンツ屋さんはどうしてもデジタルコンテンツのことだけを考えがちだが、こういうデバイスを使うのも時には有効なはず。コストの問題はあるが．．．

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